超絶映画オタクが選ぶ、20代のうちに見ておくべき映画
どうも、こんにちは!
りようたです。
映画って本当にいいですよね。
総合芸術と呼ばれるだけであって脚本や音楽、キャスト、カメラワークなど
色々な要素がそれぞれあって一つの作品になっているのが映画のいいところ。
今日はそんな映画は映画でも、
20代のうちに見ておくべき映画を幾つか紹介します。
なぜ20代なのか?
感受性が豊かなうちにいろいろな作品に触れましょう。
それは映画だけにかかわらず、文学、音楽、絵画なども言えます。
何でも吸収するスポンジのような頭は30代、40代にもあるとは限りません。
大人になった時に魅力のある大人かそうでないかは
この要因も一つの原因になってくるでしょう。
それが、僕が若いうちに映画を見ておうくべきと主張する理由です。
LEON
初めて見た時に深い衝撃を受けました。
こんな深い作品があるとは、と。
あらすじ
レオンはプロの殺し屋として、依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。
ある日レオンはアパートの隣室に住む少女マチルダと知り合う。
その翌日、マルチダ父が麻薬密売組織の「商品」を横領したことを見抜いたスタンスフィールドとその一味がアパートに乱入し、容赦なく射殺。運良く難を逃れていたマチルダは、帰ってきた頃には家族全員を皆殺しにされていた事を知る。レオンはとっさに彼女を保護した。弟の復讐のため殺しの技術を学ぼうとするマチルダ。奇妙な同居生活を始めた二人は、やがて互いに心の安らぎを見出すようになり、複雑な感情と信頼を抱いていく。
子供のような大人レオンと大人のような子供マルチダの対比が美しい作品です。
12歳の少女らしさと、その年齢には似つかわしくない冷酷さを使い分けるナタリーポートマンの演技力には目をみはるものがあります。
この映画を見た後に、なんとも言えない「苦味」が残る感覚を
是非味わって見てください。
ライフ・オブ・パイ〜トラと漂流した277日〜
え!?予告編と違うじゃん!
といい意味で裏切ってくれます。
あらすじ
パイは小説家の男に、自分の半生を語りかける。
少年のパイは草食主義者であり、いくつもの信仰を持っていた。
ある日パイは家族と、動物園にいた動物たちとともに、船に乗り、海を行く。
それはパイの過酷な漂流生活のはじまりだった・・・
最後の最後で衝撃的な一言があります。
この作品は自分の目で見て感じてもらうしか、伝える術がありません。
作品の解釈が人によって異なるような作風になっているのです。
この物語に隠されている真実はカンのいい人なら気づくだろうし、それほど驚きはないのかもしれません。
映像に関しては本当に細部までしっかりと表現されていて
自然の美しさ、過酷さがいろいろなパターンで映し出されます。
まさに圧巻の一言。
マトリックス
よく見ると実は結構面白い。
あらすじ
ソフトウェア会社に勤務するトーマスには、コンピューター犯罪を巻き起こす天才クラッカー、ネオという裏の顔があった。平凡な日々を送る彼は、目は覚めているが夢の中にいるような感覚に違和感を覚えます。
そんな時に彼のもとに「起きろ、ネオ」「マトリックスがみている」という不可解なメールが送られてきます。そして現れた謎の女性と彼女の仲間のモーフィアスによって、今生きている世界が仮想の現実であって、それはコンピューターによって操作されているということを知らされる。
そうしてネオは、現実の世界で目を覚ますことを決意し、人類をコンピューターの支配から解き放す戦いに参加することになった。
世界観、 テーマ、アイデアにセンスあり。本当天才ですね。
作中に出てくる「You are the prisnor of your mind」は、思い込みに囚われた、すべての現代人に捧げたい言葉です。
「何が言いたいのかサッパリ分からん」という批判も多々ある様ですが、よく考えればこの作品の本当のメッセージが理解できる。
SFではなく哲学として見て欲しい、20世紀後半を代表する傑作である。
また個人的にオススメなポイントはその戦闘シーンです。
ハリウッド映画には珍しい、ド派手な戦闘シーンこそないですが、精密に構成された組手。そのスピード感、完成度、まさに芸術です。