アメリカに行って気がついたことを、ちょっとまとめてみた。
どうも、こんにちは!
りようたです。
この前記事にした通り、僕は今年の夏にアメリカに一ヶ月間インターンシップとして留学してきました。
アメリカに行くのは初めてで、期待と不安がグチャグチャに入り混じってたのを、昨日のことのように覚えています。いやぁなつかしい。
実際にアメリカで生活して、働いて、休日は思いっきり遊んで、
気がついたことが幾つかありました。
今日はそれを自分なりにまとめます。
いち大学生が海外に行って経験したことなんてちっぽけなことと思いがちですが、
価値観を変えてしまうほどの経験をしてきました。
それを是非読んでいただきたいです。
アメリカという世界。
僕はカリフォルニア州、ロサンゼルスのど真ん中で一ヶ月間留学してきました。
そうです、超治安悪かったです。怖かった。
僕の中でのトラブルTOP3は
- カツアゲ
- disられる
- ストーカーされるでした。
このことに関しては、またいつか記事にしたいと思います。
よく生きて帰ってこれた。
実力社会。
アメリカで一番痛感したことです。アメリカは実力社会。
日本のように、出来なかったら先生が助けてくれたり、親が助けてくれたり、見ず知らずの人が助けてくれたり、なんてことはほぼないです。
すべて自己責任。できないなら自分で原因を見つけて改善して、行動する。
僕もいかに甘い環境で育ってきたかを痛感しました。
親がいつもご飯を作ってくれるのは当たり前でない。
恋人いつも尽くしてくれるのは当たり前でない。
友達がいつも助けてくれるのは当たり前でない。
厳しい環境でしたが、自分で行動する能力、感謝できる理屈が身につきました。
自己発信能力の大切さ。
アメリカは上記の通り厳しい環境です。
そんな国では「自分の意見を表現する」ということが、かなり重要になってきます。
日本では謙虚=美徳とされますが、アメリカでは黙っている=無能と捉えられてしまいます。
インターン先でこんな出来事がありました。
上司に「せっかくの機会やし、会議参加してみる?」と言われて「やっと俺の力が認められたか。」と調子に乗ってました。
会議では必死にメモを取りながら話を聞いていました。
すると会議終了後に「次の会議は参加しなくていいから。」と言われました。
え!?なんでなんで?なんかしてもうた?
どうしてもわけが知りたくて、上司に直接理由を聞きに行きました。
「学生インターンとしても、会議では生産性のない奴は必要ない」と。
ショックでしたよ。うん。
しかし、ここで学べました。
間違っててもいいから、自分の意見を外に出す大切さを。
それからは、とにかく発言しまくりました。もちろん職場にとどまらず、ホームステイ先、コーヒーショップ、ショッピングセンターでも。
もう一つこぼれ話。
ある女性がドレスを買ってパーティーに着て行ったそうです。
後日、「気に入らないから返品したい。」もちろん何回か使用していて所々にシワや汚れが。
2時間に及ぶ交渉の結果、女性は返品に成功し、そのお金で新しいドレスを買って行ったそうです。
恐るべし、アメリカ。
需要と供給
社会の授業で習った需要と供給。アメリカでは特に人間関係に強く出ます。
日本ではなるべく一人の子が出ないような教育、つまり周りに合わせる教育を施します。
ところがどっこい。アメリカでは逆。
minority(少数派)こそ重要視される教育をしているんです。
というのも、少数派の需要は数こそ少ないが、一つあたりの濃さが他と比にならないんです。つまり、一旦ハマったらズップリ深くハマるってことです。
だからアメリカではオタクが大活躍します。
逆に供給ができない人間は、一向に相手にされません。
だから子供も大人もみんな、自分磨きに必死なんだ。
これがアメリカ。
感謝上手。
やっとほんわかする話。
アメリカでは謝るフレーズをあまり耳にしません。裏を返せば自己主張が強いってことだけど。
日本人ってすぐ「あ、すみません」って言っちゃわないですか。
しかも、そのほとんどが「ありがとう」に置き換えることができるんです。
誰かが物を拾ってくれた時、ドアを開けてくれた時、何かを手渡してくれる時。
西洋では謝る=神に謝るといった概念があるので、よほどのことがない限り、
I'm sooryを聞くことができません。
代わりにThank youはすぐに言います。ほんと、誰にでも言います。もちろん大きな笑顔付きで。
そこは見習うべきだな、と思いました。
アメリカはでっかいなぁ。
アメリカは本当におっきかったです。
国も人も設備も制度も。スケールが大きい。
ただ思うことはなんて日本はいい国なんだ。ということ。
こんなにインフラが整っていて治安がいい国なんて、外に出るまでわかりませんでした。
でも、アメリカにもいい点はあります。そこは見習うべきです。
また行きたいなぁ、アメリカ。