【周りと差がつく!】意識高い系大学生による、禅のすゝめ5選。
どうも、こんにちは!
りようたです。
だんだん肌寒くなり、冬の訪れを感じさせるような天気ですね。
とゆうか寒い。 今年こそスノーボードいくぞ。
さて、今日は突然ですが
禅
ってご存知でしょうか?
「禅とは信仰ではなく修行である」とよくいわれます。
そこにはいわゆる霊魂や死後の世界といった考え方は採りませんし、特定の教義とか、坐禅に関する教えを説くための経典とか、信仰の対象として崇めるような神などといったものはないのです。やるべき事はただ古来からの規則に則って坐禅を行じ研鑽を積むことにより、人が生まれながらにして以っている「本来の面目」に立ち還ることを目指しているのです。
というふうに定義されるんですけど。
つまり宗教うんぬんというよりは、雑念を捨てて人間本来の力を引き出す
一種の訓練(トレーニング)なんですね。
で、この禅というものが今「集中力が高まる」と
ビジネスパーソンに大ウケなんです。
さらに、あのスティーブジョブスも禅にかなり影響を受けたようで、
あのスタイリッシュなフォルムのデバイスはそこからインスピレーションを得たようです。
意識高い系大学生の僕も これには黙ってませんでした。
ええ、すぐにお寺に行って禅を教えてもらいましたよ。
今では毎朝15分座禅してから大学に向かうのが日課になりました。
そんなミーハー座禅りようたが感じた
禅のいいところ5選を
本日はレクチャーしたいと思います。
最後には禅のやり方を書いておくので
禅を始めるのにはいい機会ですよ。
1.雑念を捨てる技術
禅の大きな目的は
「雑念を捨てて思考をシンプルにする」
ということです。
人間は1日に6万もの考え事をしているという研究結果が出ています。
つまり睡眠時間以外ほぼ毎秒何かしらを考えていることになります。
もちろん大切なレポートやミーティングのことであったり、家族、恋人のことは当たり前ですが、
ほとんどがネガティブな思考を占めるようです。
その数なんと約80%。
つまり4万5千の思考は、有限な1日にとってマイナスにしか働いていないんです。
さらに、そのうち約95%が前日と同じ考え事なんですって。
なんと無駄な。
禅というのは、こういったものを雑念と定義しそれを取り除くトレーニングなんですね。
つまり、思考がシンプルになり、力を入れるべきところのみに全力を注げるツールなんです。
そりゃ、ビジネスパーソンに受けますね。
2.集中力がぐんぐんつく。
前述したメリットも大きいですが
禅は自分と向き合う儀式でもあるんです。
長時間、他のことを交えずに自分だけのことを
考えたことはありますか?
静かに、雑念を捨てて、座っていると自分がどういう人間か無意識にわかってきます。
これを続けることで、だんだんと自分を感情の面でコントロールできるようになります。
これにより集中力がぐんっと上がるんですね。
3.死を理解する。
これが禅の最終目標地点らしいですが、僕はまだここの領域に達していません。
俗に言う「悟り」というやつですね。
前述した自分と向き合うようになり、自分が世界の一部であると実感する。
すると、自分の死は個人としての死であると同時に、世界のサイクルの一部であると悟る。
と、和尚さんが言ってました。僕にはまだ理解できないけど。
つまり、何事にも動じない健全な心(思考)が禅で鍛えられ、死に対する価値観が一変しちゃうんですね。
4.早起きが苦にならない。
今までは禅のメリットについて述べましたが、ここからは個人的な実感についてお話しさせていただきます。
禅って朝一の空気がきれいな時にするのが気持ちいんですよね。
禅は短くて15分から、長くて一烓香(線香一本分の長さ。約45分)座ることになります。僕は大学の授業があるのでその分早く起きなければなりません。
確かに、最初の一週間は少しといえど、早く起きるのは大変でした。
ですが、騙されたと思って3日は続けてください。
途端に朝起きるのが苦ではなくなります。
あの静かな朝に、空気がきれいな朝に、自分と向き合って座禅をするのは格別ですよ。
5.本番に強くなった。
禅によって得た、集中力や持続力というのは、僕をいつでも落ち着けてくれます。
一番実感したのが、就職活動での面接。
どんな状況でも自分がどうなっているか、客観的に見ることができるんです。
禅をする前は質問一つするときも「変なこと言ってないかな、、」 「ちゃんと理解してもらえたかな、、」と雑念の多いこと。
今では禅によって、自分が何者か、どういう思考をするのか、といったことを理解できたので
しっかりと、かつシンプルに考えて、迷いなく発言することができます。
あとは就職が決まれば文句はありません。
実際に座ってみよう。
※いろいろな宗派、座り方があります。ここで紹介するのは僕が教わった方法です。
時と場所
なるべく静かで、それでいてシンプルな空間を選びましょう。
ゴタゴタしている空間はNG。
朝は空気も澄んでいて、周りも騒がしくありません。
眠気のある時や、食事の直後などは避けましょう。
座り方。
さて、いよいよ座ります。
まずは座布団を二枚用意してください。なければ布団でも。
一枚を敷いた上に、もう一枚を半分に折って、それを尻の下に敷くようにします。
これで安定感を得ます。厚さや位置を調節して、自分にあった加減にしましょう。
ここで禅の足の組み方をします。
結跏趺坐(けっかふざ)もしくは、半跏趺坐(はんかふざ)です。
あぐらの状態から右の足を左の太もも付け根に乗せます。
そのあと、左の足を右の太ももに付け根に乗せます。
これが結跏趺坐です。
もしこの足の組み方がしんどければ、片足だけをのせる半跏趺坐がいいでしょう。
で、骨盤と右膝と左膝の3点で正三角形を作るように座ります。
背筋はピンと伸ばします。光の筋が天井から出ていて、それにつられているイメージで。
禅の極意。数息観。
数息観とは読んで字のごとく、「息を数える」ということです。
雑念を交えずただ自分と向き合うことで、集中力や継続力が高まります。
先ほどの座った状態から、1.5mほど先をボーッと見つめて
雑念を交えずに、10まで勘定します。
「吸って、吐いて」で1です。
ただ数えるだけなら簡単ですが、ここには3つのルールがあります。
- 勘定を間違えないこと。
- 雑念を交えないこと。
- 以上二条件に反したら1から数えなおす。
というルールです。
最初は10数えるのでさえ、かなり難しいと思うので、自分のペースで完璧にできるようまで何度も行いましょう。
時間内に何回も数を数える。それが禅です。